#01
建設業

「お金がかかる」と思っていたテレワーク導入が、
予想以上の低コストで実現!

K社(建設業)
じっくり伴走コース
オフィスビル等の配管の保守管理を手がける同社では、現場に出るスタッフのスケジュール管理、会社に戻ってからの報告書作成、作業の記録として撮影した写真の管理などで、労働時間が長くなる傾向にあった。また出先に飛び込んできた緊急の依頼に対応するため、いったん帰社して資料を探すことも日常化していた。そんななか、所属する業界団体が配布したパンフレットで本事業を目にした同社は、コンサルティングを申し込むこととなった。
住所
東京都新宿区
従業員数
【正社員】4名

#きっかけ

社員のワークライフバランス向上のため
「帰社しての仕事をどうやって減らすか」を模索

#課題

#1
帰社後の事務作業が、長時間労働の原因に
現場で撮った写真の保存、手書きメモをもとにした報告書作成など、帰社後に行う作業に手間と時間がかかっていた。
#2
紙ベースでのスケジュール管理で会社全体の生産性が低下
スケジュール管理がアナログで、調整のために管理者が社員に直接電話して確認するなどの手間が発生していた。
#3
移動に要する時間が多く、社員の負担に
現場で作業中に別の得意先から「緊急対応の依頼」が入ることもしばしば。資料の確認のため帰社するなど、移動時間も負担となっていた。

#解決に向けた取組

現場でできることは現場で
タブレット端末を導入し、「写真の撮影と保存」「現場での図面参照とメモ書き」「報告書作成」をワンストップで行う環境を構築。
スケジュールをデジタルで管理
社員それぞれのアカウントを作成し、スケジュールを共有カレンダーに書き込むことで、全社員のスケジュール確認が容易に。
外出先でも資料確認を可能に
クラウド上で図面や見積書などを共有し確認できる業務システムを導入。外出先でもタブレット端末で資料を確認できる環境を整備。

#効果

#1
タブレット端末とクラウドとの連携で、現場での作業を大きく効率化
「写真撮影」「図面参照」「メモ書き」をすべてタブレット端末に集約。作業環境がシンプルになり、手書きメモでの「紛失リスク」もなくなった。
#2
社員のスケジュールを共有カレンダーで可視化
管理者が社員に確認することなくスケジュールを把握できるようになり、得意先からの作業依頼にもスムーズに対応できるようになった。
#3
資料確認にかかる手間が激減、時間の有効活用が可能に
図面や見積書などの資料を社外から確認できるようになり、得意先からの緊急作業の依頼にも、帰社せず直行して対応できるようになった。

#テレワーク導入企業の声

voice

「お金がかかる」と思っていたテレワーク導入が、
予想以上の低コストで実現しました!

若手社員の「タブレット端末を使えたら便利」という言葉に触発され、自分でも業務のリモート化、デジタル化を調べましたが、目に入るのは「お金がかかる解決策」ばかりでした。しかし業界団体から配布されたパンフレットで東京都がこうした事業を行っていることを知り、申し込みました。正直、半信半疑だったんですが、コンサルタントの方との面談で「お金をかけない方法がある」と聞き、驚きました。自分たちだけの努力では、こうした低コストでのテレワーク導入は不可能だったでしょう。本当にありがとうございました。

導入担当者 Tさん

consultant

#担当コンサルタント
から一言

様々なツールを提案、コストも含めて検討し、
「汎用ITツールの導入と工夫でお金をかけないテレワーク導入」を実現
最初にご相談いただいたのが、スケジュール共有についてでした。実際にオンライン上で社員のスケジュールを共有できるカレンダーツールを試していただくことで、IT導入の効果を実感してもらえたのではないかと思っています。その他テレワーク環境の整備にあたっては、いま利用されているツールのクラウド版や比較的高額なツールも含め、複数のお見積もりをご検討いただき、最終的な選択は汎用ITツールを組み合わせた活用となりました。こうしたアイデアや工夫で「お金をかけなくてもテレワークによる業務効率化が図れること」をご理解いただけたと思います。
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